「ウズベキスタン旅行に行きたいけれど、治安は大丈夫?」
「食事は口に合う?」
「予算はいくらぐらい?」
ウズベキスタン旅行に対して、そんな不安を感じていませんか?
ウズベキスタンは美しいイスラム建築や雑貨、美味しい食事など魅力に溢れる国で
日本でも近年ウズベキスタン旅行の人気が高まっています。
一方、ウズベキスタン旅行に関する情報は、他の海外旅行先に比べるとまだまだ少ないですよね。
「ウズベキスタン旅行に興味があるけれど、情報が少なくて不安!」という方も多いんじゃないでしょうか?
そこで本記事では、私が実際にウズベキスタン旅行で体験したことを基に
「ウズベキスタン旅行で失敗しないためのポイント5選」
を詳しく解説します!
治安、食事と飲み物、お金事情、持ち物と服装、国内移動について、旅行前に知っておきたいことをまとめました。
これを読めば、初めての方でも安心してウズベキスタン旅行を楽しむことができます。
ぜひ最後までご覧ください!
①ウズベキスタンの治安
ウズベキスタンの治安について、不安に思っている方は多いのではないでしょうか?
実はウズベキスタンは比較的治安が良く、日本と同じぐらい安全だと言えます。
とは言え、最低限の安全対策は必ず取っておきましょう!
ここではウズベキスタンの観光地での治安状況・危険レベル・取っておくべき安全対策についてご説明しますね。
1.観光地の治安
主要な観光地では、まず危険な目に遭うことはないでしょう。
トラブルが起こらないように、ツーリストポリスが目を光らせてくれているので安心ですね。
夜間でも外で女性や子どもの姿を見かけたぐらいですし、基本的に治安は良いと言えます。
しかし繁華街やバザールでは、まれにスリや置き引きなどの窃盗被害が発生しているようです。
また交通マナーはあまり良いとは言えません。実際に私も、一般の道でも自動車がスピードを出して走っているのを見たり、クラクションの音が飛び交っているのを聞いたりしました。
2.ウズベキスタンの危険レベル
ウズベキスタンの危険レベルについて、以下のように表にまとめました。
危険レベル2と3の地域への渡航は避けましょう。
主要観光地を含む国内の大部分は危険レベル1ですが、観光する際も防犯意識を忘れないでください!
危険レベル | 地域 | 詳細 |
レベル3
渡航中止勧告
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ウズベキスタン東部の、タジキスタン・キルギスとの国境付近
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イスラム過激派組織や麻薬の密輸組織等に対する対策の一環として、ウズベキスタン政府によって設置された地雷が、今も残されている可能性がある。
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レベル2不要不急の渡航中止勧告
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ウズベキスタン南部の、アフガニスタンとの国境付近
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イスラム過激派組織の勢力が強い隣国アフガニスタンからの影響で、テロ警戒区域となっている。
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レベル1
十分注意
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上記を除く地域
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治安は比較的安定しているが、普段から高い防犯意識を持ち、十分に注意して過ごすこと。
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ウズベキスタンと周辺国
「参照:https://www.google.com/maps/」
3.安全対策
観光地では基本的に安心して過ごせますが、以下の点を心掛けておきましょう!
・特に大通り以外では、夜間に一人で歩かないようにする。
・なるべく大金を持ち歩かない。財布を複数持ち、お金を入れ分ける。
・道を歩く際は、自動車に充分注意する。
②ウズベキスタンの食事と飲み物
現地の料理を楽しむのは、やはり旅行の醍醐味ですよね!
ウズベキスタンには、代表料理のプロフ(ピラフ)やナン(丸くて平たいパン)のほか
肉や野菜中心のバラエティに富んだ料理を食べることができます。
一方普段食べ慣れない食事をすることで、旅行中に体調を崩してしまうことも考えられます。
ここではウズベキスタンで気を付けるべき食べ物・飲み物についてご説明しますね。
1.生の野菜・果物
ウズベキスタンでは季節ごとに様々な野菜や果物が栽培されています。
旅行中でも、サラダやカットフルーツとして食べる機会があるのではないでしょうか?
このように生の野菜や果物を食べた後は、水や冷たい飲み物ではなく温かいお茶を飲むようにしましょう!
現地の人々も「果物を食べた後に水を飲むとお腹を壊す」と教えられており、特にすいかやメロンと水との相性が悪いそうです。
また、スーパーマーケットやバザールで買った野菜や果物を食べる際は、水道水でなくミネラルウォーターで洗ってから食べることをオススメします!
2.油
ウズベキスタン料理に使われるのが、ひまわり油や綿花油などの油。
このような油の摂り過ぎには注意しましょう!
日本人の多くはひまわり油や綿花油に対する消化酵素を持たないために、大量摂取によりお腹を壊してしまうことがあります。
また油を使った料理を食べた後は、生の野菜や果物を食べた後と同様、温かいお茶を飲むようにしてくださいね。
3.アルコール
ウズベキスタンはイスラム教の国ですが、実は飲酒には寛容。
お酒好きな人にとっては嬉しいですね!
レストランやスーパーマーケットでもお酒が扱われており、ビールやウォッカなどがよく飲まれています。
レストランではお酒を楽しめますが、宗教的な場所や公園など公共の場での飲酒は禁止されているので注意してくださいね。
また中には飲酒を禁止している熱心なイスラム教徒もいるので、飲酒に関する言動には配慮しましょう。
4.飲料水
ウズベキスタンの水道水は飲用基準を満たしていないので、飲料水としては水道水ではなくミネラルウォーターを飲むようにしましょう!
ミネラルウォーターはスーパーマーケットでも数十円相当で買えるほか、ホテルの客室に用意されていることもあります。
繰り返しになりますが、生の野菜や果物・油を多く使った料理を食べた後は、ミネラルウォーターではなく温かいお茶を飲むようにしてください。
③ウズベキスタン旅行のお金事情
旅費について考えるのも、旅行の計画を立てる上で欠かせないステップですよね!
「現地で日本円から両替できるの?」「ウズベキスタンの物価はどんな感じ?」
などと気になる方もいるのではないでしょうか?
ここではウズベキスタン旅行のお金事情について、私が実際に使った旅費の紹介も交えてご説明しますね。
1.通貨
ウズベキスタンでは通貨 “so’m / сўм(スム)”が用いられています。
2025年2月末日時点で、1so’m=0.011円です。
以下の通り、5種類の硬貨と8種類の紙幣が流通しています。
硬貨:50スム、100スム、200スム、500スム、1,000スム
紙幣:1,000スム、2,000スム、5,000スム、10,000スム、20,000スム、50,000スム、100,000スム、200,000スム
硬貨(50スム以外)
「参照:https://minamin.jp/uzbekistan-currency/」
紙幣(1,000スム以外)
「参照:https://www.arukikata.co.jp/tokuhain/255067/」
2.両替
一部の高級ホテルや銀行でのみ、日本円をはじめ主要通貨からスムへの両替も可能です。
小さなホテルや街中のATMではドルからの両替が基本となりますので、不安であればドルに両替してからウズベキスタンに入国しましょう!
タシケント国際空港での両替場所は、入国審査のゲートを出た両側にあります。
両替の時間は長めに見積もり、時間に余裕を持っておきましょう!
私が行った際は込み合っており、両替に時間がかかってしまいました。結果、空港まで迎えに来てくれていたホテルのドライバーさんを1時間以上も待たせてしまったという経験がありました….。
また高級ホテルや主要観光地付近のATMでは、キャッシングにより現金を引き出すことが可能です。ATMによって、スムまたはドルを引き出せます。
英語での表示が可能なATMは旅行者でも利用できますが、原則VISAかMastercardのみ利用可能なのでご注意ください!
ホテルや銀行、空港のような正規の両替所以外での両替は違法となります。
違法の闇両替を行った場合、買い手と売り手の双方に刑事責任が問われる場合があります!
バザールなどで両替の話を持ちかけられても応じないようにしましょう。
私もブハラの観光地付近で両替の話を持ちかけられました…。急いでいるから無理と言って、もちろんスルーしましたよ!
3.支払い方法
基本的には現金での支払いを想定しておきましょう!
海外からの旅行者が多く利用する一部ホテルやレストランではクレジットカードの利用も可能ですが、使えるカードはVISAがメイン(一部Mastercardも可)となっています。
バザールでの買い物やタクシーを利用する際など、硬貨での細かいお釣り(1,000スム以下)が返ってこないこともあります。
また100,000スムや200,000スムのような高額紙幣も利用できない場合があるので、小さい額の紙幣を準備しておくと安心です。
4.予算
いよいよ旅行の予算を決めていきましょう!
予算の総額ですが、5~6泊でおおよそ25~30万円ほどかかると言われています。
旅行時期や為替、旅程やツアー参加有無によっても金額は変わってきます。
気になるウズベキスタンの物価ですが、日本と比較すると安いです。
私の所感では、おおむね日本の1/3~1/2ほどの物価で観光地ではもう少し高め、といった印象でした。
私の体験に則して、お金の主な使い道と大まかな価格帯をお伝えします。
・外食代は、高級レストランでなければ観光地でも1食1000円未満で食べられました。
・陶器や刺繍布などの雑貨類は、観光地でも高くとも2000円以内で買えました。
・バザールで買ったドライフルーツや茶葉・はちみつなどは、それぞれ500円以内で買えました。
・タクシー代は、乗車時間が20~30分でも300円前後しかかかりませんでした。
・ホテルも、7000円台で4つ星レベルのホテルに泊まれました。
・ウズベキスタンの公衆トイレを利用するには、係員に2~3,000スムほど支払う必要がありました。
私がウズベキスタン旅行で使った総額は約262,172円でした!
金額と使い道も紹介しますので、予算を決める際の参考にしてくださいね。
(2024年9月中旬、ウズベキスタン国内には3泊4日滞在)
スムでの支払い=総額1,835,886スム(約20,195円) ※1スム=0.011円で換算
使い道 | 金額 |
外食代 | 718,520スム(5食で約7,904円、1食あたり約1,581円。ディナーショー420,000スムが含まれ高くなっています。ホテルでの食事は除きます。) |
お土産代 | 645,000スム(約7,095円) |
タクシー代 | 256,500スム(13回利用して約2,822円、1回あたり約217円) |
駅や空港で購入した軽食・飲み物代 | 111,500スム(約1,227円) |
スーパーマーケットでの買い出し代 | 71,366スム(約785円) |
ホテルのランドリーサービス代 | 30,000スム(約330円) |
公衆トイレ代 | 3,000スム(1回のみ利用、約33円) |
総額 | 1,835,886スム(約20,195円) |
円での支払い=総額241,977円
使い道 | 金額 |
往復航空券 | 194,588円(関西国際空港~タシケント国際空港、仁川空港経由) |
ホテル代 | 19,489円(タシケント・ブハラ・サマルカンド1泊ずつ、クレジットカード支払い) |
高速鉄道アフラシャブ号 | 17,500円(予約代行料金含む、タシケント→ブハラ・ブハラ→サマルカンド・サマルカンド→タシケント) |
民族衣装体験の写真撮影代 | 10,400円 |
総額 | 241,977円 |
④ウズベキスタン旅行前に準備したい持ち物と服装
旅費の計画を立てた後は、持ち物や服装の準備をしましょう!
通常の海外旅行での持ち物に加え、日差しや乾燥対策などウズベキスタン旅行ならではの持ち物も必要になってきます。
ここではウズベキスタン旅行にオススメの持ち物や服装について、私が実際に持参した持ち物の紹介も交えてご説明しますね。
1.日差し・乾燥対策
ウズベキスタンの気候は大陸性であり、夏と冬との寒暖差が大きいことが特徴です。
夏は気温が40℃を超えることもあり、日差しが強く非常に乾燥しているため、日差しや乾燥対策が必須になってきます!
以下を参考に、日差しや乾燥対策を行ってくださいね。
・日差し対策
→帽子・サングラス・日焼け止め・日傘・カーディガンなど羽織れるもの
・乾燥対策
→化粧水・保湿クリーム・リップクリーム・のど飴・濡れマスク
2.洗面用具・バスグッズ
ホテルでは基本的にシャンプーの準備はされていますが、コンディショナーや歯磨きセットが置かれていないことがあります。
また私が泊まったホテルいずれでも、ボディーソープの代わりに石鹸が置かれており、シャンプーとコンディショナーは高さ数cmの密閉性が低いボトルに入っていました。
個人的には使い勝手が悪かったので、気になる方は普段使っているものを携帯用容器に移し替えて持参してくださいね。
3.衛生用品
公衆トイレのトイレットペーパーは硬く肌触りが悪いものもあり、そもそもトイレットペーパーが置かれていないこともあります!
ティッシュまたはトイレットペーパーを携帯しておくと安心です。
因みにウズベキスタンでは、使用したトイレットペーパーは流さず、備え付けのゴミ箱に捨てる必要があります。
またアルコールスプレーや除菌シートを持って行くこともオススメします!
バザールや駅の売店で買った物をすぐに食べる時、お手洗いの後など、手を綺麗にするのに役立ちます。
4.薬類
普段食べ慣れない料理を食べることで、ウズベキスタン旅行中にお腹を壊すこともあります。
(私も最終日にお腹を壊してしまいました…)
食べ過ぎないように注意するとともに、下痢止めや胃薬を持って行くと安心です!
合わせて酔い止めや常備薬も持って行きましょう!
5.電子機器のアクセサリ
ウズベキスタンには、写真のようなType-Cタイプ(2本の丸いピンがついたもの)のプラグ変換アダプターを持って行きましょう。
ホテルの部屋にあるコンセントの数が少ない・場所が使いづらいこともあるので
海外使用が可能なコード付き電源タップがあると便利です!
最近では、世界各国のプラグタイプに対応している、コード付き電源タップも販売されているようです。
海外旅行にはもってこいですが、日本では使用できないので注意してくださいね。
「参照:https://www.yazawa.co.jp/products/item/8289/」
また、ウズベキスタンの電圧220Vに対応する
容量10,000mAh以上のモバイルバッテリーを持って行くと良いでしょう!
10,000mAhでは、一般的なスマートフォンを約2回充電できます。
ウズベキスタンでは、夏は40℃以上・冬は-10℃以下になることもあります。このような厳しい暑さや寒さにより、スマートフォンの充電の減りが早くなることが考えられます。
他にも、地図やタクシー配車アプリの利用・写真撮影などでもたくさんスマートフォンを使いますよね。
容量が大きいモバイルバッテリーを持参して、充電の心配なく旅行を楽しみましょう!
6.季節と服装
ウズベキスタンは夏冬の寒暖差が激しい気候です。比較的旅行しやすい時期は4~5月もしくは9~10月ですが、4~5月は雨の日が多いです。
6〜8月のウズベキスタンでは最高気温が40℃を越える日も多く、日中は日差しも強烈になります。
日中の無理な外出は控える方が良いですが、外出する際は日焼け対策として薄い羽織り物・帽子・サングラスなどを必ず身に付けましょう。
因みに夜は30℃ぐらいまで気温が下がり、湿度も低いため快適に過ごすことができます。
観光地では夜11時頃まで空いている店も多いので、気温が下がる夕方からの外出をオススメします!
11月~3月の冬の時期の最高気温は5~10℃前後ですが、最低気温は-10℃を下回り雪が降ることもあります。
厳しい寒さを防ぐために、保温性のある服を重ね着し、丈の長いダウンジャケットを着るのがオススメです。
ネックウォーマーや手袋、帽子などの防寒グッズは身体を覆う面積が大きいものを持って行きましょう。
靴下用の貼るカイロもあると便利です!
モスクなど宗教施設を訪れる際は、露出度の高い服を着るのは控えましょう。
また、女性は頭被りで頭髪を覆う必要がある場合もあります。現地でも貸し出しはありますが、百均のストールなど自前の物を1枚持って行くと良いでしょう。
⑤ウズベキスタンの国内移動
ウズベキスタン国内の移動手段には、どのようなものがあるのでしょうか?
主な移動手段は以下の通りです。
市内:タクシー・地下鉄(タシケント)・バス
都市間:列車・飛行機
移動手段によっては、事前予約など旅行前に準備しておく必要があるものもあります。
ここでは各交通機関の利用方法や費用などについてご説明しますね。
1.タクシー
ウズベキスタンはじめ中央アジアの旅行に欠かせないのが、配車アプリ「Yandex GO」。
車種を選択して目的地を入力するだけで、簡単にタクシーを呼ぶことができます!
自力でタクシーを拾うとなると値段交渉の必要や言語の問題が発生するので、Yandex GOの利用をオススメします。
使い方は以下の通りです。
1.「Where to?」ボタンを押して目的地を入力する
2.車種を選ぶ
3.「Request」ボタンを押す
4.アプリに表示されるナンバープレートのタクシーが来たら乗車する
5.目的地に到着した後支払い(現金で支払う場合)
車種について、スーツケースなど大きな荷物を持っている場合は「Comfort」以上のクラスの車を選ぶことをオススメします。また「Start」クラスの車には、エアコンがついていない可能性があります。
配車時点でアプリに運賃や所要時間が記載されているので、予め現金の準備をすることができます。
大きな金額だとお釣りが返ってこないこともあるので、細かい金額の現金を持っておきましょう!
私も実際、100,000スムの紙幣は使えないと言われました。
Yandex GOの配車画面
付近のタクシーや、タクシーが現在地に来るまでの所要時間も表示される
日本で済ませておきたい初期設定の方法もお伝えします!
1.アプリの画面左上の三本線をタップし、「Enter phone number」をクリックする
2.日本の国番号+81と、電話番号の頭の「0」を取った番号を入力する
(例:電話番号が090-○○○○-○○○○なら、「+81 90-○○○○-○○○○」と入力)
3.SMSに届く6桁の数字を入力し、認証する
4.初期設定完了!
支払い方法をクレジットカードにしたい場合も、事前にクレジットカードの登録を済ませておきましょう!
2.地下鉄(タシケント)
タシケントには4路線の地下鉄が走っています。
各観光地へのアクセスも良く、均一運賃制で運賃も格安です。タシケントの市内移動の際はぜひ地下鉄を利用してみてはいかがでしょうか?
運賃の支払い方法は以下の3つあります。
・現金
「KASSA」(または「KACCA」)と書かれた窓口でQRコード付きチケットを購入。運賃は2,000スム。
・クレジットカード
改札でタッチ決済にて入場できる。ブランドはVISAもしくはMasterCard。運賃は2,000スム。
・プリペイド交通カード
「ATTO」(または「YAGONA Transport Kartasi」)という名前。このカードを使うと、運賃が1,600スムになる。
カードの購入料金はカード代10,000スム+初回チャージ分5,000スム。この5,000スムを使い切ったら、駅構内の機械でチャージできる。
プリペイド交通カード
「参照:https://tashbus.uz/transport-cards」
なお、各地下鉄駅の建設にはウズベキスタンで有名な建築家や芸術家が携わっています。美しい内装デザインを楽しむために地下鉄を利用するのも良いですね!
3.バス
ウズベキスタンの主要都市(タシケント、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァ)では、それぞれバスが走っています。
運賃はタクシーより格安で、1,400~2,000スムほどで乗車できます。
一方路線は複雑でバス停も分かりづらく、初心者には難易度が高い移動手段です。「タクシー以外の乗り物にも乗りたい!」という場合はぜひ使ってみてください。
アプリ「Yandex Maps」で現在地と目的地を入力すると、バス番号とルートを検索することができます。
4.列車
ウズベキスタンの主要都市間(タシケント、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァ)は、列車で移動することができます。
所要時間を考慮すると、タシケント↔サマルカンド↔ブハラの移動には「高速列車アフラシャブ号」を
この3都市↔ヒヴァの移動には「夜間急行ナイトトレイン」を利用するのがオススメです。
各都市間の運賃は、日本円にして数千円相当です。
因みに私は予約代行サービスを使ったので、そこそこ値段はかかりました。
タシケント↔サマルカンド/サマルカンド↔ブハラ/ブハラ↔タシケント間のアフラシャブ号の利用で計17,500円でした。
特に観光シーズンではすぐに満席になってしまうため、早めに予約をしておきましょう。
チケットは公式サイトやアプリから購入可能ですが、使い勝手は悪いようです。
確実に座席を予約しておきたいなら、値段は跳ね上がりますが旅行会社の予約代行サービスを利用するのがオススメです。
列車を利用する際の注意点をお伝えします。
・駅の入り口で手荷物検査とパスポートの確認があるため、発車30分前までには駅に着いておきましょう。
・乗車時にはチケットとパスポートの提示を求められます。電子チケットは紙に印刷して携帯しておきましょう。
・予定時刻より早く発車することもあるので、時間に余裕を持って乗車しましょう。
高速列車アフラシャブ号の外観と内観
5.飛行機
ウズベキスタンにある主な空港は、タシケント・サマルカンド・ブハラ・ウルゲンチ(ヒヴァの最寄りの空港)の4つです。
特にタシケントからウズベキスタン西部のヒヴァに移動する場合、移動距離が長くなるため、列車よりも国内線の利用をオススメします!
タシケントからウルゲンチまで、90分・10000円台で移動することができます。
列車と同様、観光シーズンでは早めの予約が必須となります。航空券はウズベキスタン航空のWebサイトから購入可能ですが、不安であれば予約代行サービスを利用しましょう。
まとめ
今回は、ウズベキスタン旅行で失敗しないポイントについて
・治安
・食事と飲み物
・お金事情
・持ち物と服装
・国内移動
上記5つの点からお伝えしました!
ウズベキスタンは、事前にしっかりと準備をすれば安全に楽しく旅行できる国です。
今回お伝えした注意点を参考に、ウズベキスタン旅行の準備を進めていきましょう。
そして、ウズベキスタンの美しい建築や雑貨・美味しい食事を存分に楽しんできてくださいね!
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